こんにちは!
目次
大阪でご遺品整理・生前整理を行うナナフクでございます。
ブログをご覧頂きありがとうございます!
本日は冬至です。
「南瓜(なんきん)」は「ん」がふたつ付くので「運」が上昇するのだとか。
今日は、かぼちゃを食べて、新年も健康で過ごしましょう^^
さて、大切な家族の一員が離れて暮らしていると
「離れて暮らす高齢の親が被災したらどうしよう…。」
と心配で不安を感じる方も少なくないのではないでしょうか。
昨今では気候変動により自然災害が増加し
南海トラフの地震発生確率は、今後30年以内に70~80%と予想されています。
そして災害が起きた時に犠牲になりやすいと言われるのが高齢者です。
朝日新聞によると、東日本大震災では死者の6割が高齢者と言われています。
高齢者だけで暮らすご家庭、または高齢者と一緒に暮らすご家庭では
自然災害から命を守る為に、どのような準備をしておけば良いのでしょうか?
この度は「高齢者を守る為の災害時の備え」をご紹介致します。
目次
⑴家の中の安全対策
⑵寝る時に枕元に準備しておく物
⑶非常用の持ち出し袋の中身
⑷家族の連絡先・連絡方法のメモを作成
⑸避難場所と避難経路を確認
⑹まとめ
⑴家の中の安全対策
まずは家の中の安全対策を見ていきましょう。
【安全空間を確保】
・高齢者の部屋には背の高い家具や大型の家具を置かない。
・家具の上にテレビなど重たい物を置かない。
・部屋の出入り口や通路、階段に物を置かない。
【家具家電の転倒防止】
・家具や家電(テレビ・電子レンジ・冷蔵庫など)が転倒しないよう固定する。
・タンスや棚は下段に重たい物を入れて倒れにくくする。
※家具転倒防止器具は、無償で支給している自治体もありますので確認してみましょう。
【ガラスの飛散防止】
・玄関にはガラス製品を置かない。
・鏡やガラス戸のついた食器棚には飛散防止フィルムを貼る。
・窓ガラスには飛散防止フィルムを貼るか、強化ガラスに替える。
・ガラス窓には必ずカーテンをつける。 (破片が飛び散るのを防ぎます。)
【火災の防止】
・石油ストーブは耐震自動消火付きにする。
・消火器の使用期限と使い方を確認する。
・ガスホースのゴム管は傷んでいないかチェックする。
⑵寝る時に枕元に準備しておく物
睡眠時の災害に備えて、以下の物を枕元に揃えておきましょう。
- 飲料水
- 懐中電灯
- スリッパ(割れた破片を踏まないように足裏を保護できる分厚い物)
- 携帯電話
- 携帯ラジオ
- ハンドバッグ
- 着替え
⑶非常用の持ち出し袋の中身
次に非常用の持ち出しバッグの中身をご紹介致します。
・懐中電灯
・携帯電話・スマホ
・乾電池式充電器と充電池
・約3日分の非常食・飲料水
(缶詰やクラッカー等の保存期間が長く火を通さず食べられる物。)
・常備薬、お薬手帳
・メガネ、補聴器、紙おむつ等、生活する上で欠かせないもの
・ライター、マッチ、ろうそく
・ティッシュペーパー
・トイレットペーパー
・現金、通帳(コピー可)、印鑑
・身分証、健康保険証
・下着、着替え
・歯ブラシセット、洗面用具、タオル
・筆記用具
・マスク・軍手
・笛
・緊急時の家族の連絡先・連絡方法のリスト
バッグの置き場所は、持ち出しやすい玄関付近に置き
燃えにくい素材の両手が空くリュックがおすすめです。
⑷家族の連絡先・連絡方法のメモを作成
緊急時に家族と連絡が取れるようにメモを作成しておきましょう。
メモは枕元のバッグと非常用リュックの中にもコピーを入れておくと安心です。
(参考例)
- 氏名、住所、生年月日、血液型
- 電話番号
- 家族の連絡先
- 家族の連絡手段
- 避難する場所
- 家族が落ち合う場所
- 念のため持病や常備薬に関して、また健康保険証番号も記載しておくと良いでしょう。
⑸避難場所と避難経路を確認
自宅近くの避難所と避難経路を確認し
離れて暮らすご家族とその情報を共有しておくことが大切です。
方法としては、各自治体のホームページで確認したり、
散歩をしながら実際に歩いてみて避難経路を確認いたします。
また、携帯電話がつながりにくい時のために
「災害用伝言ダイヤル(171)」のサービスを活用するのもおすすめです。
【災害用伝言ダイヤル(171)】
災害用伝言ダイヤルとは、被災地へ電話がつながりにくい場合に
NTT東日本とNTT西日本が提供するサービスです。
(伝言条件)
- 録音時間 30秒間
- 保存期間 2日間
- 蓄積数 1電話番号あたり1~10件
- 料金 通話料
「災害用伝言ダイヤル(171)」への伝言の登録・確認方法は
→一般社団法人電気通信事業者協会のこちらをご覧ください。
下記は携帯電話各社の災害用伝言板サービスに関してのリンクです。
・iモード災害用伝言板サービス(NTTドコモ)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/index.html
・災害用伝言板サービス(au)
https://www.au.com/mobile/anti-disaster/saigai-dengon/
・ 災害用伝言板サービス(SoftBank)
https://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/
⑹まとめ
この度は「高齢者を守る為の災害時の備え」をご紹介致しました。
しっかりと備えをする事で不安を軽減する事ができ、災害時に命を守る手助けになります。
しかし物が多いお家では身の安全確保が難しくなります。
特に高齢者にとって、日頃の転倒の恐れや災害時の危険が高まります。
あなたはこのようにお考えではありませんか?
「高齢の親の安全を確保する為に実家を片づけたい。」
しかし
「物が多すぎて何から手をつけたら良いか分からない。」
または
「離れて暮らしている為、片付けの時間を確保出来ない。」
このようにお困りの方は、是非ナナフクにご相談くださいませ!
私たちは家一軒分まるごと、お部屋一つ、引っ越し+片付けなど
お客様のお話をじっくりと伺った上で最適なプランをご提案しております。
料金に関しても、お見積り後にご納得頂いてから作業致しますので
思っていたより高くなったなどお客様を不安にさせることはございません。
どうぞご安心なさってご相談くださいね。
ナナフクの→【生前整理のサービス】はこちらでございます。
お見積もりは全て無料となっております。