昔から人形には魂が宿るといわれています。
長年大切にしてきた人形には、その人の思いなどが宿るといわれ、
守ってくれる守護神のように思うおともあれば、
その人形のせいで呪われたり、祟られたと思うこともあると、
昔から言い伝えられ気味が悪いと思われることも多かったそうです。
ただ、職人さんが愛情を込めて作られているのも事実であり、
持ち主や譲り受けた方の「想い」がこもっているのも事実だと思います。
だからこそ、形見としてずっと取っておくというのもありますが、
いずれは捨てられてしまうのであれば今のうちに処分しておきたいと思われる方、
形見があることで前を向けない方、立ち直るために適切な形で処分を行い、使わなくなった人形は、
感謝の気持ちを込めて 人形供養を行い、お別れしてはいかがでしょうか。
お寺や神社などで供養を行うことで、安心してお別れができると思います。
担当 久保裕也