元気なうちに生前整理をしておくのは親も子も幸せ
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
親の家の片付けについて相談をよく承ります。
日本人の平均余命は益々高くなってきて、男性も女性も長生きをするようになりました。
長生きできることは素晴らしいことです。
しかし、片付けの観点から考えると、けじめをつけずにどんどんモノを増やし続けると大変なことになります。
モノが多すぎて身動きが取れなくなったり、いざ取り掛かろうと思った時には体力的に無理になっていたり。
中には「自分が死んだら全部捨ててほしい」と子どもに頼むケースもありますが、
それは果たして親も子も幸せな選択でしょうか?
違うと思います。
亡くなってからする片付けを「遺品整理」と言いますが、
生きているうちにするのは「生前整理」と言います。
生きている間にある程度の片付けをしておくのは多くのメリットがあります。
① 大切なモノをなくさないように管理ができる。
健康に関する書類、土地や家などの不動産に関する書類、銀行や保険などのお金に関する書類。
いざ必要な時には、迷わずに取り出せますか?
自分だけではなくて、身の回りにいる家族など大切な人も置き場所を知っていますか?
急に入院になった時に慌てない準備。
もし自分に何かあった時に家族が困らないようにしておく準備。
急に話せなくなったり意思の疎通が出来なくなることだって残念ですがあります。
② 大切なモノを残せる。
沢山のモノの中には様々なモノがあるでしょう。
昔からずっと大切にしているモノ。
思い出深いモノ。
そのような大切なモノが何なのか自分でちゃんと把握できていることはとても大きなメリットがあります。
沢山あり過ぎたら、一体何が何だか分かりません。
元気なうちに大切なモノを選び出しておくと、誰かに残すことが出来ます。
自分の想いと共に家族に伝わるでしょう。
「これだけは最後まで大事にしていたんだな」と。
例えば、子どもからもらっプレゼントを最後まで大事に残していたら、
たとえ大したモノでなくても「とても喜んでくれていたんだな」と思う親心が子どもに伝わるでしょう。
モノと一緒に想いが伝わります。
③ 心の整理が出来て感謝の想いが深まる。
モノと向き合って少しずつでも厳選していく作業をしていると、自分の人生を振り返ることが出来ます。
心の整理ができます。
これから何を大切に生きていこうか、
どんなモノを大切に生きていこいうかと整理が出来るのです。
沢山のモノがあったら幸せではない、とまでは言いませんが、
モノと向き合って厳選していくと幸せ感度が上がる方が多いのは事実です。
今まで生きてきた道のりへの感謝、関わってくれた人々への感謝、
身の回るにあるモノへの感謝も感じるようになります。
細かく考えるとまだまだメリットはありますが、
「亡くなってから全部捨ててくれたらいい」と
他人任せのような選択はなるべく避けて頂きたいです。
遺品整理の現場から聞こえてくるのは多くの後悔の言葉です。
親への不満の言葉です。
「どうして元気なうちに片付けておいてくれなかったんだろう」
「こんなにガラクタばかり残して迷惑だ」
「こんなにモノがあったら、どれが大事なモノなのかさっぱり分からない」
など溜息と共に何度も耳にしてきました。
「いつかやろうのいつか」はなかなか訪れません。
自分で期限を決めて少しずつでも取り組んで下さい。
もうすぐお盆の季節を迎えます。
ご先祖様を思い家族が集まる時期です。
みんなが集まる前に目標を立てて取り組むのはいかがでしょうか?
自分では体力的に大変ならば、この機会に子どもに助けを求めてもいいのです。
それも時間的に無理な場合もあるでしょう。
そのような時には話し合いだけでも大きな一歩になります。
ご家族からのサポートが得られなくてお困りの場合にはどうぞ私たちナナフクを思い出して下さい。
多くのお客様に寄り添いながらサポートを続けてきた大きな実績と自信があります。
あなた様の幸せの為にお役に立てれば幸いです。