荷物に占領されて身動きが取れない!こんな時どうしたらいいのか?
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
つい最近、このようなお問い合わせがお客様からありました。
「親戚の荷物を預かっています。家の中を大量のモノが占領して身動きが取れません。
勝手には捨てられないし困っています。一体どうしたらいいのでしょうか?」
詳しく聞くと、親戚の叔母さんが施設に入居するにあたって、
叔母さん宅にあった衣類や家具やらを沢山預かったそうです。
夫も子どもいない叔母さんなので姪にあたるお客様しか頼る先はなくて、しばらく預かることになった訳です。
しかし、だんだん認知症が進んだ叔母さんは、自分では何も判断が出来なくなってしまわれたそうです。
さて、どうしましょう?
お客様は心優しい方なので叔母さんの許可なく勝手には捨てられないと悩んでいます。
しかし、モノに溢れた家の中で自分もご主人も身動きが取れないくらい窮屈な思いをしているのです。
ここまで極端な例は珍しいかもしれませんが、似たようなパターンはあります。
例えば、単身赴任していた夫が異動になって家に戻って来た。
長らくの単身赴任生活の間に増えた家電や家具と共に引っ越しをしてきた。
まだ使えるモノが多いけれど、身動きが取れなくなり、毎日イライラした気持ちで過ごしているパターン。
あるいは、大学生活で一人暮らしをしていた息子が実家に帰って来た、沢山の荷物と共に。
息子は自分の荷物をそのままにしたまま、
今度は就職で一人暮らしを始めることに。
社員寮なので、衣類だけ持って行ってしまい、大量の荷物が家に残ったままのパターン。
なぜ、どうすることも出来ないのでしょう?
そこにはどんな心理が働いているのでしょうか?
一番の問題は「管理者は誰か?」と言うことです。
自分のモノでないから自分でモノの行方を決めることが出来ないのです。
自分のモノだったら、売ることも、誰かにあげることも、処分することも自由に出来ます。
しかし、自分のモノではないので自由にはなかなか出来なくて困るのです。
親戚の方のモノで家の中を占領されてしまった方にはどのようアドバイスをすればいいでしょうか?
全く同じパターンでなくても、モノが多くて困っている方にも当てはまるアドバイスをしたいと思います。
一言でアドバイスをするならば「なるべく早く処分しましょう!」です。
勧める理由は3つあります。
①精神的な負担が重いから。
家の中に余裕のスペースがなくて辛くないですか?
リラックスして過ごせていますか?
モノから受けるエネルギーから私達は影響を受けています。
マイナスのエネルギーを放っているそれらのモノから解放されたくありませんか?
イライラしてよくため息をついていませんか?
こられに当てはまるなら迷うことはないと思います。
②健康面のデメリットがある。
掃除が出来ていますか?難しいのでは?
ホコリまみれになってませんか?
室内環境から健康面に悪い影響が及ぶことがあります。
小まめに掃除が出来て、快適な空間にすることはお片付けの大切な役目でもあります。
③安全面のデメリットがあります。
歩きにくいお部屋になっていませんか?
筋力の衰えと共に、自宅内での転倒には気を付けなくてはなりません。
ちょっとしたモノに躓いて→転倒→大腿骨の骨折→入力、手術→寝たきり。
そのようなパターンに陥る方は本当に多いですよ。
まだまだお元気で動ける間にさっさとご処分を勧めます。
普通は持ち主がモノの行方を判断しますが、認知症になられてご自分では判断出来ない方の荷物だと聞いています。
ですから、勝手に捨てる事への後ろめたさがあるのは理解出来ますが、
ご自分と一緒に住まれるご主人様のこと、
そして時々いらっしゃるかも知れないお子さんやお孫さん達との交流を考えて選択なさっては如何でしょうか?
大事なのは誰ですか?
家の主役は何?モノですか?違いますよね、そこに住む人の心地よさがまず一番大切です、主役は「人」です。
捨てるのが勿体ないと思われるなら、
①売る ②譲る ③寄付する等の
あらゆる方法があります。
少しずつ地域のゴミを出す日に合せて、今日はごみ袋を2つ3つ分と取り組めば減っていきます。
お一人で大変な時には無理をしないで、
ご主人や離れて暮らすお子さんにも声をかけて手伝ってもらいましょう。
それでも難しい場合はどうぞナナフクを思い出して下さい。
重たい家具のご処分、家具の買取、海外への輸出なども行っております。
お客様の色々なご要望にお応えできる仕組みがございます。
一日も早く、スッキリと快適に過ごせるように応援させていただきます。