そろそろ気になる領収書・レシートの整理方法
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
年末が近づくと人によっては気になるのが領収書やレシートの整理ではないでしょうか。
今年の1月からの取り敢えず保管していた領収書やレシートの束を前に溜息をつかれるお客様をよくみかけます。
何かの箱に整理されないまま押し込まれていたり、紙袋に全部入っていて「これ今年の書類が入っているんです」と言われるので拝見すると、全く仕分けされていないモノがギュウギュウに入っていたりします。
そのままにしていたら、確定申告の時期に書類作成でとても困りそうですね。
今回は領収書やレシートの整理についての内容をお伝えします。
一般家庭の家計簿付けの為ではなくて、何か個人事業主としてお仕事をされている方に向けた内容になります。
最初にすることは「月毎に分ける」です。
いきなり「日別」にすると時間がかかります。
まずは全部を出して領収書やレシートの山を前に、月ごとに分けていきます。
その時に、大きな紙にマス目を書いて各ブロックに「1月」「2月」「3月」と書いて準備しましょう。
ダイニングテーブルの上を何もない状態にして、マスキングテープをテーブルに貼って、11月までなら11個のコーナーを作るのもいいですよ。
そのようにしてまずは1月~その月まで大きく分けましょう。
それが出来たらその次は「日ごとに分ける」をします。
しかし、「1日」「2日」「3日」と細かく分けるのではなく、「1~5日」「6~10日」「11~15日」と言うようにややザックリと5日毎に分けると簡単です。
分けたらバラバラにならないようにクリップでまとめておきましょう。
そのようにして毎月のレシートが5日毎に区切られた状態まで整理出来ました。
その後の整理ですが、方法は3パターンあります。
①貼る(ノートやコピー用紙やスクラップブック)
②封筒に入れる
③ファイルで保管。
主にこの3パターンがあります。
どれが絶対的に正しいとかはないです。
あくまでも会計ソフトに入力さえすれば、後はそのまま保管すればいいのですから、書類の量にもよりますし、自分がどこまで手間をかけられるかにもよります。
「貼る」パターンですが、昔はよくスクラップブックにわざわざ貼っている人は多かったようですが、それだけはおススメしません。
会計士さんや税理士の先生からのそのような意見をよく耳にしています。
理由は3つ。
手間がかかるから、
ページが余るから、
費用がかかるから。
これらが反対させる主な理由だそうです。
貼るパターンで一番お手軽なのはA4サイズのコピー用紙です。
そこに1月から順番に貼っていきます。
貼り方にもコツがあって、重ならないように貼る!穴あけパンチで穴を開けて紐で綴じるかファイルにすれば完成です。
「封筒」を利用する方法は、ただ封筒に月毎に入れるだけす。
この時に縦長の封筒の上の3分の1を切って入れる方法もあります。
縦長よりも横長の封筒は、入れる部分が広く開くので、そちらが良い方はそうしてください。
また沢山ある方はもちろん大きなサイズの封筒に入れましょう。
「ファイルで保管」する方法。
A4のクリアファイルを使う方法では、外にレシート類が出ないように、端をマスキングテープやセロテープで止めて、上しか開いてない状態にすると安心だと思います。
クリアファイルでなくても、キッチン用品としてよく使うジップロックのような透明のビニール袋に入れるのもおススメです。
表には「2022年1月」」のように明記しておきましょう。
このような3つのパターンのどれかを使って整理した領収書やレシートを保管しましょう。
12か月分が完成したら、関係する通帳や、カード利用明細書なども一緒に保管します。
それら全部が入るようなボックスなどに入れて「2022年」と外に書いておきましょう。
きちんとすれば税務署調査を受けたとしてもとても印象がいいそうです。
調査員の方も人間です。
パッと見た時にスッキリと整理されてあると、キチンと会計がされていると第一印象が断然アップするようです。
日頃から小まめに整理が出来たらいいのですが、ついつい溜まってしまいますよね。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。