お掃除で神さまを招こう!年末忙しくて時間がなくてもここだけはピカピカに!
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
さて年の瀬も迫ってきました。
色々と仕事や日常で慌ただしさを感じる頃になってきました。
気になるのは年末の大掃除、ではないでしょうか。
しかし気にはなっても忙しくて家のあちこちの掃除をする時間がない方は気持ち的に焦ると思います。
そのような方の為にどんなに忙しくても新しい年を迎えるにあたってここだけは掃除をしておきましょうと言う場所をお教えします。
それは玄関になります。
なぜ玄関なのか?
玄関の掃除をする意味についてお伝えする前に掃除と神さまの関係についてお伝えします。
私たち人間は誰でもたった一人の力では生きてはいけません。
水道の水がなければ生きていけません。
コンロの火も大切です。
火がなければ生きてはいけません。
私達の周囲を取りまく全てはよく考えてみると、誰かの努力と自然の大きな恵みのたまものなのです。
毎日の当たり前のように生きている毎日は、実は小さな奇跡の連続が積み重なって、私達は生きることができているのです。
そのように考えると何だか不思議な感覚になってくると思います。
有難い想いがわいてくると思います。
自分だけではなく、自分の大切な周りの人々も生かしてくれているこの世界、自分に命を繋いでくれたご先祖様も生かし続けてくれたこの世界に、感謝の想いが湧き起ってきます。
古代の人々は、そんな不思議で偉大な力と感謝の想いを、自分達のはるか上に存在するもの、「上」=「カミ」=「神」に捧げてきました。
そしてその有難い神さまを家に招き豊かな恵みをもたらしていただくことを願って、家の中を掃き清めてきました。
毎日の暮らしと神さまの有難い偉大な力を繋ぐ役割がすなわち「お掃除」だったのです。
そう考えると、毎日の掃除に意味を感じて、掃除をしたくなりませんか?
日本は周りを海に囲まれ森林も多い国です。
豊かな自然にあふれた国です。
川、海、山、火、農作物など私たち日本人は周囲にある全てに神秘的な力を感じるようになり、あらゆるものに神さまがいると信じるようになりました。
それが「八百万(やおよろず)の神」と言われる日本の神さまの始まりだと言われています。
さて掃除の一番のお手本は「神社」にあります。
神社の掃除の意味を知ると、毎日の掃除の大切さが理解できるようになります。
神社では汚れたから掃除をするのではありません。
神社のお勤めは「掃除に始まり掃除に終わる」と言われるほど、毎日毎日隅々まで掃除をしています。
掃き清め、拭き清めています。
それは何故かと言うと神さまは汚い場所、つまり不浄な場所にはとどまらないからです。
神さまがお住いになる神社にいつもとどまっていてほしいから心を込めて掃除をしています。
神社の掃除は単にキレイにするだけではなく、掃除をすることによって自分の心の穢れ(けがれ)を払い、心をキレイに清める意味もあります。
一生懸命に掃除をすることで魂が清くなります。
自分の心を掃除によって整えることは、もっと神さまに近付けることにも繋がります。
私たち日本人が昔から大切にしてきた「八百万の神さま」の中には家の守り神さまがいます。
家全体を災厄から守り家の繁栄をもたらすと言われているのは「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」です。
日本という国家を守る神とも言われ、伊勢神宮の主祭神としてまつられています。
土地を守る「産土神(うぶすながみ)」。
「子宝、安産、家の浄化」などのご利益があるのは「弥都波能売神(みずはのめかみ)」です。
清らかな清水を象徴する女神さま。
家事には水が必要ですし、出産の時にも必ず水が必要になることから、女性や子どもに関するご利益が多い神さまと言われています。
水回の安全、家族の健康、子どもの健康を守ってくれます。
キッチン、トイレ、洗面所、浴室に招き入れたい神さまですね。
昔「トイレの神様」と言う歌が流行りましたが歌詞にもありましたね。
「トイレにはキレイな女神さんがいるから、毎日掃除をしてキレイにしていたら女神さんみたいに美人になれるよ~」ってこのような歌詞があります。
汚れたからトイレを掃除するのではなくて、身も心も美しくなるために掃除をすると思えば、毎日のトイレ掃除はもっと楽しくそして意味を持ってすることができるのではないでしょうか。
さて、玄関を守る神さまがいます。
それは「年神(としがみ)様」
年神さまは、深い森や山から私たち人間のところに降りて来てくれるそうです。
毎年の元旦には、門松を目印に来訪します。
門松にはそんな意味があります。
家に入ってきて一年の運を授けて、7日に山に返っていくと言われています。
年神さまの好物は白くて丸い物。
だから私達は白くて丸い鏡餅を飾って新年を迎えます。
鏡餅にはそんな意味が実はあるのです。
年神さまが入ってくるのは「玄関」からです。
ですから、玄関はピカピカにして新年を迎えましょう。
玄関に余分なモノがあれば取り除いておきましょう。
靴箱の上もキレイにしてお正月の花を飾ると年神さまも喜びます。
心を込めて掃除をしてスッキリさせておきましょう。
そして年神さまに来ていただきましょう。
玄関に入ってすぐの廊下にごちゃごちゃ物があったら奥まで行けずに帰ってしまわれたらいけないので、玄関からまっすぐ入ってもらえるように整えておきましょう。
鏡餅もお供えして7日までは飾っておきましょう。
年末に時間がなくても、せめて玄関とその周辺だけでもピカピカして良い年をお迎え下さい。
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