万が一の備えは大丈夫?忘れてはならない大震災の記憶と教訓
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
1月17日は私達が忘れてはいけない日ですね。
若い世代の方には記憶としてないかも知れませんが、1月17日は「阪神淡路大震災」があった日です。
今から27年前の1995年1月17日の午前5時46分に、阪神淡路大震災が発生しました。
内閣府のホームページを見るとこのように記されています。
マグニチュード7.3、最大震度7の地震。
人的被害は死者6,434人、行方不明者3人、負傷者43,729人の「戦後最悪の極めて深刻な被害をもたらした地震である」と記されてあります。
この本当にあった恐ろしい事実を私達は風化させることなく、語りついでいく義務があると思います。
地震の経験者は、あの時に感じた大自然の驚異を、地震の恐ろしさを、地震の時に生まれた人々の優しや連帯を語っていく義務があると思います。
それが、地震を知らない世代を守ることに繋がります。
あの時に私達は大事なことを学びました。
万が一の災害の時の備えがいかに大事かということです。
忘れた頃にやってくるとよく言いますが、地震大国の日本に住む私達は、どんな地域に住んでいようと、常に地震への備えは必要です。
「自分には関係がない?」「もう大きな地震はもうきっと起きないから大丈夫?」
もしもこのような思いをお持ちの方がいらっしゃるならば、そのような安易な考えは捨てましょう。
よくモノを持つ基準ではこのような考え方をします。
「要るか?」「要らないか?」と考えますが、その観点から言うと防災用品は「要る中の要る」に位置します。
絶対に必要です。
いつ使うのか分かりません。
どれだけのモノが必要になるのかも分かりません。
もしかしたら、せっかく色々と準備をしても使わないで一生を終えることもあるかも知れません。
そうなれば、それはそれでとても幸運でラッキーだったと受け留めればいいと思います。
しかし、万が一大きな災害や地震に見舞われた時には、命の危険にも関わってくるので、防災グッズは大きな意味を持ちます。
「要るか?要らないか?」どころの悠長な話ではなくて「絶対に必要なモノ」になってくるのです。
さて、あなたは万が一の災害を想定した準備はしていますか?
常に意識をするのは難しいかも知れませんが、せめて年に数回の機会には考えてみませんか?
見直してみませんか?
1月17日の阪神淡路大震災の日に。
3月11日の東日本大震災の日に。
9月1日の「防災に日」に我が家は大丈夫かな?ちゃんと足りているかな?と内容の点検をしましょう。
既に準備している防災用の食品があったら、賞味期限が切れていないか点検をしましょう。
水の量は足りているかな?電気やガスが使えない時に対応出来るかな?
もし、この記事を読まれている方で全く何も用意をしていない方がいれば、すぐに考えを改めて何か準備をしていただきたいと思います。
よくこのようにお考えの方もいらっしゃいます。
万が一の時には、地域の自治体が何とかしてくれるだろう、助けてくれるから大丈夫、避難すればいいから大丈夫だとお考えの方が。
これは甘い考えだと思います。
小さな規模なら自治体が助けてくれるかも知れませんが、想定外の規模の地震がきたら?
大きな自然災害に遭ったら?そのような時には自治体からの援助が受けられるまでに時間がかかります。
場合によっては自治体も被害を受けてしばらくは機能しない最悪な事態も考えられます。
まずは「自分の命は自分で守る」ことが大切です。
一人一人が準備をしていれば、誰かを助ける事にも繋がります。
まずは自分や家族を守ります。
それぞれの準備があれば、自治体の援助はもっと必要な方に、より大変な方にシェアすることが出来るので、結果的には誰かを助ける事にもなるのではないでしょうか。
よく何日間の備えが必要かと考えた時に一般的に言われるのは「3日間の備え」です。
まずは3日間を想定して備えましょう。
しかし、電気やガスや水道の復旧が遅れてたった3日では使えない出来事はよく起こります。
余裕があるならば更に長い期間の備えをしておきましょう。
和歌山県での水道管破裂事故が起こった時には長期間にわたり水道が使えなくて、最も困ったことはトイレの水だと聞きました。
飲み水の配給はあっても、それをトイレやその他の生活用水に回せなくて苦労をしたと言う話を報道で耳にしました。
災害時のトイレの備えもしておきましょう。
いつ来るか分からない災害です。
だからこそ、意識が必要です。
収納場所に限りはあると思いますが、一人一人が意識をして、皆で少しずつでも備えをして、自分達や地域を守りましょう!
皆で備えましょう!
大震災やその他の自然災害で犠牲になられた方の命を無駄にしない為にも、大事な教訓を決して忘れないように致しましょう。