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遺品整理で困る着物の処分!ナナフク流「人にもモノにも優しい8つの放し方」
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
遺品整理では実に様々なモノが出てきます。
迷わずにさっさと処分が出来るモノもあれば、反対にどうすればいいのか迷ってしまい困るモノもあります。
その中でも代表的なモノのうちの一つが着物になります。
着物は高価なモノです。
祖母や母親の遺品整理で、お客様はよく悩まれます。
祖母や母親が大事にしていたから大事に引き継ごうか?
置き場所に困るし、着る機会もなさそうだから処分してしまおうか?
そのまま処分するには勿体ないからどこかの店で売ろうか?
高価なモノ故に判断が難しくなる場合が多いです。
遺品整理で向き合わなくてはならないモノは他にも沢山ありますので、早く着物の扱いを決めてしまいたい気持ちに駆られて、しっかり価値を見極めずに処分してしまう方もいらっしゃいます。
急いで処分されて、家族間でトラブルになったり後悔されたりする場合もよく見られます。
後悔を少しでも少なく、自分も家族も納得がいく方法で着物の遺品整理をする方法をお伝えします。
着物の遺品整理を進める前に、まずは確認をしておきましょう。
確認ポイント4点
遺言書やエンディングノートがないか確認する。
亡くなられた方の意思が書かれたモノの中に着物に関する記述がないか調べます。
誰かに使ってほしいと書かれていないか。
着物にまつわるエピソードが書いていないか確認しましょう。
家族や親族で相談する。
誰か一人の判断で決めてしまい、後からトラブルになることがあります。
遺品整理として残った着物をどうしたいのか?
生前に故人から何かメッセージを受けとっていなかったのか?
確認しあいましょう。
着物の保存状態を確認する。
パッと見た目だけでは着物の状態は把握できません。
全てを一度手に取って広げて保存状態を見てみましょう。
シミや汚れなどがないか?
サイズ的にどうなのか?
柄や紋付なのかどうか?
専門家に見てもらう前に、まずは自分達の目で着物の状態や特徴をチェックしておきましょう。
着物の価値を調べる。
産地や作家によってはかなり高い金額の着物があります。
素人で判断がつかない場合は、専門家に聞いたり着物の価値が分かる人に聞いたりしましょう。
中には資産価値が高い着物が出てくる場合もあります。
このように4つの確認をしてから実際に着物の遺品整理がスタートします。
「遺品整理=捨てる」ではありませんので、ここでナナフク流の人にもモノにも優しい手放し方をお伝えします。
ナナフクの遺品整理のコンセプトとして「モノにも第二の人生を®」を掲げています。
いきなり処分する、のではなくてあらゆる方法で着物と優しく向き合ってみませんか?
8つの手放し方
形見分けをして受け継ぐ
亡くなられた方の想い出の品として、引き継いで保管する方法になります。
家族や親族で相談して、形見分けをします。
着物を保管する場合は和服専用のタンス等が必要になります。
引継ぐ人の自宅の保管場所の確認も必要になります。
自分が着るつもりで引き継ぐのか?
サイズ的な問題や好みの問題で着る機会はないが保管したいのか?
様々な想いやパターンがあると思いますが、その着物の将来を見据えて、必要な数を受け継ぐのが大事になります。
リメイクして再利用する
着たいけれどもサイズが合わない、着物を着る機会がない、保管場所がない、等の理由で受け継ぐことが出来ない場合は、リメイクをしてみませんか?
サイズが合わないけれど着たい場合は、着物の仕立て直しをすれば着ることが出来ます。
しかし専門家に依頼することになるので、費用がかかります。着物は布ですから、布として再利用する方法もあります。
着物をワンピースやドレスやコートにリメイクする
着物の生地をほどいてポーチや手提げ袋や財布やブックカバーに生まれ変わらせる。
帯をハンドバッグにする。
帯をタペストリーやテーブルランナーとして再利用する。
帯を壁飾りの小物にリメイクして飾る。
寄付をする
自分で使うことはしない、わざわざ費用をかけてリメイクまでして使いたいとは思わない、でも祖母や母親が大事にしてきた着物をそのままゴミにして捨ててしまうのは心が痛んで忍びない、そのような方におススメの方法になります。
どこに寄付をするかと言うと、着物のレンタルをしているお店、人形作家の方、着物リメイクをしているお店などは如何でしょう。
寄付なので、金銭的なプラスにはなりませんし、届けに行ったり送ったりする手間はかかりますが、着物が再びどこかで誰かの為の役に立ちます。
着物にも第二の人生を送らせてあげましょう。
リサイクルショップで売る
残念ながらどんなに高額な着物であっても1キロいくらの計算として一般の衣類として扱われることが多く、買い取り額はかなり安くなります。
それを覚悟の上でリサイクルショップに持って行くのも一つの方法になります。
ネットオークションで売る
慣れていないと簡単ではないですが、売れると金額になります。
奇麗な状態の着物でなくては売れない、価格を自分で設定する、時間と手間がかかる、等の条件が要りますが、リサイクルショップに持ち込むよりも高くなることがあります。
買い取り専門店に買い取ってもらう
着物に専門とした買取店に来てもらって査定を受けます。
その場ですぐに現金化に出来るメリットがあります。
様々な業者がありますので、事前によく調べておくこと、まずは電話にて問い合わせをすることをおススメ致します。
遺品整理業者に回収してもらう
遺品整理で不用品回収を業者さんに頼んだ時に、着物も一緒に頼むことが出来ます。
その時に、着物の回収だけではなく買い取りもしてくれる業者さんがあります。
ナナフクは買い取りサービスを承っております。
お客様が一枚一枚の着物に向き合って時間をかけて対処されるのが望ましい方法になりますが、遠方に住むご遺族様には出来ない場合が多いです。
時間や手間をかけられない方にとっては、他の遺品整理の作業と一緒に着物も済むので楽に出来る方法になります。
ナナフクでは、お客様のお気持をくみ取りながら、お着物の価値もよく理解した上で、遺品整理の全体のお見積りからお値引をさせて頂いており、そのようなサービスはいつもお客様から喜んでいただいております。
自分で処分する
やっとここにきて、自分で処分するです。地域のゴミの回収のルールにのっとって処理をしましょう。
可燃ごみ扱いのところもあれば、資源ごみ扱いの場合もありますので、自治体のルールに従って処分をしましょう。
まとめ
このように、遺品整理の現場で多くの方がお困りになる着物ですが、「モノにも第二の人生を®」の考え方でまずは進めて頂いて、それでもお困りの場合はどうぞナナフクにご相談下さいませ。
長年の実績と地域からの大きな信頼を寄せて頂いているナナフクでしたら、お客様のお困りごとに誠実に対応して満足をしていただけると思います。
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