大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
片付けが苦手な方でよくこのように思っている方がいらっしゃいます。
本や雑誌に載っているような素敵な家や部屋と比べてしまって
「こんなに綺麗に出来ない!」
「こんなにキチンとした収納なんて出来ない!」とため息をつく方が。
そうですよね、確かにそのような本にはスゴ技の片付けテクニックが載っていたり、ウットリするような完璧な収納の様子が載っていたりします。
本や雑誌は「見た目」が大事です。
美しい写真を掲載し読む人を惹きつける工夫がなされています。
パッとページをめくった時の第一印象を重視されて作成されています。
写真を撮るのはもちろんプロのカメラマン。
「より広く」見えるようにカメラのアングルが考えられています。
「より美しく」見えるようにライトも加減されています。
最大限に良さを引き出して編集されて雑誌は完成します。
そこにあるのは「完璧な姿」です。
しかし、私達は完璧を目指す必要はないのです。
完璧を目指すと息苦しくなってきます。
一瞬ならば完璧も作れますが、毎日暮していると変化があります、人もモノも動きます。
モデルルームのように、誰かに見せる為に生活をしている訳ではなくて、私達は動きながら「生活をしている」のです。
ですから、完璧を維持するのは無理です。
もし維持させることが出来たとすれば、余程片付けが大好きだったり、やや完璧主義の傾向をお持ちの方だったり、すごく家族に窮屈な思いをさせながら無理矢理に収納をキープさせていたりします。
中には、極端にモノを持たないで暮らすのを好まれるミニマリストと呼ばれる方は維持なさっているかも知れません。
「維持する」と言うよりも、そもそも「モノがない」状態ですので、整える苦労はありません。
さて、一般的に私達は、ある程度のモノを必要としながら、モノに囲まれながら、そしてモノが増えていってだんだんコントロールの難しさを感じながら生活をしている人が大半だと思います。
人には性格があり、「几帳面な人」「一度ルールを決めたら守ることが当たり前に出来る人」もいれば、「大雑把な人」「細かいルールは気持ち的にしんどく感じる人」もいます。
家族がいれば、家族それぞれの性格も様々あるのは当然になります。
全員が几帳面でキチンと収納を守れるならば、そのような片付け方法をすればキープ出来ると思いますが、そうでない場合には完璧を求め過ぎてはいけません。
そのような場合には大雑把でもいいのです。
家族のみんなが楽に出来る方法を探ってみましょう。
その方が結局はみんなが気持ちよく毎日の暮らしを送ることが出来ます。
ではどのようにしたら、楽にキープできる大雑把な収納を作れるのでしょうか?
目次
細かい収納用品をやめる
よく小さな引き出しがついた収納用品に憧れる方がいますが、大雑把収納には不向きです。
綺麗に収まっている時にはいいのですが、そのような収納は出すのが面倒くさいですし、戻すのはもっと面倒くさくなるのでおススメしません。
より大きな収納用品を選びましょう。
何を入れるかによりますが、例えば大きなモノでしたら、ザックリとした箱を用意してそこに入れれば済みます。
蓋がある収納用品をやめる
蓋がある収納用品の利点はホコリが中に入らない事です。
しかし、出し入れを考えた時には、出す時には蓋を開ける行為が生じて、仕舞う時には蓋を閉める行為が生じます。
もし蓋がなかったら、それらの2回の行為はいらなくなります。
大雑把収納にしたい場合には蓋があるのは不向きになります。
透明な収納用品にする
よく何もかも真っ白の収納用品に揃えてズラリと並べているような収納風景を見かけます。
見た目は整っていてキレイです。
しかし、モノによっては中身が全く見えなくて探せない人も多くいます。
好みと性格によりますが、透明な収納用品にすることによって、中身が見えて探しやすくなります。
ラベリングをする
楽な収納用品にしたとしても絶対に必要になってくるのがラベリングです。
つまり中に何が入っているのか明記しておくのです。
その時のラベルも、よく雑誌ではテープに印刷して貼っている様子を見かけますが、人によっては見えにくく、その結果探せない場合もあります。
収納用品に合った大きさの表示がおススメになります。
マスキングテープに書いて貼ってもいいですし、大きなラベルシールに書いて貼って見もいいでしょう。
出しっぱなし収納にする
何もかも隠してあるとスッキリします。
しかし、そうすると家族によっては「一々探したり取り出したりする」行為そのものが面倒くさく感じる場合があります。
そのような場合には「出しっぱなし」収納が良い場合があります。
しかし床置きはよくないので、そのような時には壁面を上手に使って、ぶら下げ収納をしたり、フックに引っ掛ける収納をしたり工夫してみましょう。
まとめ
このように自分にも家族にも無理のない片付けルールを作ってみませんか?
何もルールがないと、家の中はすぐに無法地帯のカオスのようになってしまいがちです。
ですからルールは必要です。
完璧を目指すのではなくて、「みんなの快適」を目指しましょう。
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