失敗しない片付け方法!間引きはしないで全部出しをしましょう
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
あなたは片付けの実際の作業をするときにどのような方法で行っていますか?
例えば季節の変わり目に衣類の整理をしようとする場合、整理タンスに入っている衣類をどのように扱っていますか?
よく見られる方法は、引き出しを開けて上から眺めて「これは着ないかな?」と思い服を取り出すやり方になります。
これが完全に間違っている方法ではないのですが、正しく整理をするためには、やや不足しています。
このような「間引く」方法では正しく片付けが出来ない場合があります。
1、2枚衣類が減った状態を「片付いた」と思い安心してしまっている方が多いのですが、正しい片付けの為にオススメしたいのは「全部を出す」方法になります。
整理タンスの全てを一度に出すと大変になるかも知れないので、一段ずつで構いませんのでその一段を全部出してみましょう。
全部を出してみると大抵の方はこのように思われるでしょう。
「えっ!こんなに沢山あったのか?」と驚かれると思います。
パッと見るのとは違って、出してみると「実は多かった」事実に気がつくのです。
全部出してしっかりモノを俯瞰することを是非とも実行していただきたいのです。
そして一枚一枚手に取って確認作業をしましょう。
これは靴下のように小さなモノであっても同じことが言えます。
靴下やストッキングをまとめて引出しに収納している方は多いと思います。
これも引出しを前に引き出して上から眺めて処分するモノを選び出すのではなくて、是非とも全部を出してみて下さい。
靴下を左右ペアにして並べてみると改めて気付くことがあると思います。
片方がなくなっていたり、毛玉が出来ていたり、穴が開いていたり、ゴムが伸びきっていたり、様々な靴下の状態に気付いたら、次にそれらをどうしたらいいのか向き合って考えてみましょう。
このような事に気付く場合もあります。
「新品のモノがこんなにも沢山あった」
それに気付いたらしばらく買うのを控えればいいですよね。
「全く履いていない靴下が沢山出てきた」
欲しくて買ったもののずっと履かずにいた理由は何でしょう?
気に入らなくなってしまったのか?
他に気に入ったモノを買って履かなくなったのか?
プレゼントでもらったけれど、自分の好みや足のサイズに合わないのでしょうか?
履かない理由が何かあるはずです。
間引く方法を取ると、なかなかそこまでモノと向き合うことは出来ないですが、全部を出すとそれができるのです。
丁寧にモノと向き合うことが出来るのです。
バッグ類も同じようにしましょう。
どこか一か所にバッグ類を集めるのです。
パッと見ただけで判断をせずに、一度全部を出してみましょう。
毎日のように使っているバッグや手提げ袋なら判断はつきやすいと思います。
それらは大抵「いる」の種類に入るでしょう。
でもそうではないバッグ類がきっと家のあちこちから出てくるのではないでしょうか?
よく見かけるのが大量にたまったエコバッグ類。
景品でもらったり、自分で買ったり、プレゼントでもらったりするようですが、引き出しに一杯詰め込んでいる方をよく見かけます。
しかし、毎日のように使うのは2~3枚ですよね。
お出かけ用の立派なハンドバッグが沢山でてくる場合もあります。
パッと見ただけでは気付かないことに気が付くでしょう。
「もう何年も使っていない」
「手入れがよくなくて形が崩れてしまっている」
「カビが生えていた」
「あったことさえ忘れていた」等あるでしょう。
一つ一つ手に取って向きあうと、見える事がありますし、自分のモノに対する想いが浮かび上がってきたりします。
中にはスーツケースが知らない間に増えてしまっていて、気付いた時には夫婦2人暮らしなのに様々なスーツケースが家のあちこちから20個近く出てきて驚かれたお客様もいました。
便利で新しい機能がついたスーツケースを買い足すばかりで、使わないスーツケースを減らす行為を全くしてこなかった結果、そのようになったのです。
ダイニングの食器棚も同じようにしましょう。
パッと見ただけで食器の判断をしても、正しい片付けにはならずに中途半端なレベルで終わってしまいます。
いきなり全ての食器を出すのは大変かも知れないので、カテゴリー別に出して向き合ってみましょう。
「マグカップ」「グラス」「お皿」「茶碗やお椀」「鉢類」「カトラリー」等と種類ごとに出すと片付けやすいです。
例えばマグカップを全部出してテーブルに並べてみると何か気が付くと思います。
「こんなマグカップあったんだ」「これは全然使っていないな」「これは欠けている」等と、毎日のように気に入って使っているマグカップとは違いそうではないモノの使っていない理由を見つけると思います。
それを見つけた上で「要る」か「要らない」かの判断をしましょう。
もう一つの例を挙げますが、薬の片付けをする時にも、収納している引き出しから一度は全部出してみる事が重要です。
大きな箱やカゴに収納しているならそこから出してみましょう。
出して一つ一つ丁寧に手に取って調べてみましょう。
使用期限が切れていないか?
沢山買い過ぎて今はもうほとんど使わなくなっていないか。
薬は健康に関するモノなので、それを考えて慎重に判断をしていきましょう。
今回は実際の片付けをする時の作業方法についてお伝えしましたが、是非参考になさって正しいお片付けをしてみて下さい。
一人ではなかなか進まない片付けや生前整理はございませんか?
お困りの方はどうぞ一度お気軽にナナフクまでお問合せ下さいませ。
下記リンクよりナナフクの実績をご覧ください。