大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
梅雨の時期がやってきました。
雨の日が続くとジメジメして洗濯物は乾きにくいですし、家の中の湿気が気になりますね。
どんな時にも掃除は必要ですが、ここで少し掃除の重要性についてお伝えします。
昔の家と現代の家と比べた場合、どちらが掃除の重要性があると思いますか?
答えは現代なのです。
なぜなら、昔と今では家の造りが違うからです。
昔の家は風通しが良かったのでカビやダニが発生しにくい環境でした。
ところが、現代の家の造りは気密性が高くなり、カビやダニが発生しやすくなりました。
特に梅雨の時期には気になりますね。
カビは健康被害を及ぼすこともあるので何とか対策を取りたいものです。
カビが生えやすいシーズンは、日本の場合は春から夏にかけてです。
生えやすい場所が家の中には沢山ありますが、あなたはどこを思いつきますか?
まず頭に浮かぶのは水回りでしょう。
「浴室」「キッチン」「トイレ」などが挙げられます。
「エアコン」や「窓際」も気になる箇所ですね。
雨がよく降ると傘もよく使いますが、「傘立て」や「靴箱」も湿気がたまりカビが生えやすくなります。
それから「押し入れ」の中も気密性が高いので油断をしていると布団や衣類にカビが生えたります。
「タンスの裏」も要注意です。
このように、日当たりや風通しの悪いところ、部屋の隅、表面が凸凹のある壁(ホコリがたまりやすい場所)、結露が多い場所にカビは発生します。
そもそもカビはどうして生えるのでしょうか?
目次
実はカビが生えるのには3つの条件が揃った時になります。
3つの条件とは「温度」「湿度」「栄養素」になります。
まず「温度」について。
カビが好む温度は20~30℃です。
大体、6月~9月頃までが発生しやすい時期になります。
次に「湿度」について。
湿度が60%以上で繁殖し、80%を超ええると繫殖のスピードが速くなります。
最後の条件は「栄養素」です。
カビの餌になる物は「食べかす」「髪の毛」「ホコリ」「石鹸カス」「人のアカ」等があります。
カビはこの3つの条件「温度」「湿度」「栄養素」が揃っている時に繁殖をします。
しかし揃っていなければ生えないということになります。
カビの生育のメカニズムを知れば、予防することは可能です。カビの弱みを知って未然に防ぎましょう。
まずは温度対策について。
多くのカビは60℃以上の高温で死滅します。
ですから洗濯乾燥機などの乾燥温度が60℃以上になっています。
しかし、カビの種類によっては120℃以上でないと死滅しないカビもあります。
ですから、私達が温度調節だけでカビをコントロールするのは難しいと言えます。
2つ目の湿度について。
どんな時に湿度が高くなるのでしょう。
あらゆる場面が挙げられます。
洗濯物を室内に大量に干している時。
風呂の浴槽に湯を溜めたままにしてドアを開けている時。
ペットがいる、観葉植物があることも湿度を上げています。
室内に人がいるだけでも呼吸や汗をかいたりして湿度を上げています。
湿度は工夫をすると下げることができます。湿度を下げる対策は4つあります。
換気をする
室内にこもった湿気を外に逃がすことによって湿度は下がります。
一番簡単な方法は窓を開けること。
出来れば2か所の窓を開けると空気の流れが起こり良い換気となります。
部屋のドアを開けておくのも換気になります。
キッチンの換気扇を回すのも有効です。
空気を循環させる
空気の循環を起こすために扇風機やサーキュレーターを使うのも有効的です。
押し入れやクローゼットや靴箱等、換気ができない場所は、ドアや襖を開けて扇風機などの風を送り込み強制的に換気をすると良いでしょう。
エアコンの除湿機能を使う
最近のエアコンには除湿機能(ドライモード)がついている場合が多いです。
もしこの機能が付いているならばうまく使って部屋の湿度を下げましょう。
尚、エアコンのドライモードを利用する場合は窓は閉め切って使用した方が効果は高いです。
換気扇もオフにした状態で使用しましょう。
除湿剤を使う
狭くて閉め切った場所の除湿に効果があるのは、市販の除湿剤を使用することです。
クローゼット、靴箱、押入れ、タンスのなどで効果を発揮します。
また除湿剤を置く位置についてもポイントがあります。
湿気は空気が動かない場所や下の方にたまる性質があるので、必ずクローゼットの下に、奥に、隅に置きましょう。
3つめのカビが生える条件の栄養素についてです。
完璧にカビの栄養素を除去するのは難しいですが、小まめな掃除をすることによってかなり防ぐことが出来ます。
壁や床のホコリを取り除く。
小まめに拭き掃除をする。
換気扇や通気孔フィルターを交換してホコリや汚れを取り除く。
浴室の壁には人の石鹸カスや体のアカが付着しています。
浴室から出る時にサッと水で洗い流しておくだけで汚れは落ちます。
まとめ
このようにカビが生える条件3つをよく知った上で、何か一つでもその条件をなくしたり減らしたりするだけで、カビの発生はかなり抑えらますので参考にして下さい。
ジメジメするこの時期を書快適に過ごす為にも3つの条件を意識してみて下さい。
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