大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回の内容はキッチンの整理収納についてです。
キッチンは毎日のように使う場所になります。
主な行動内容は「料理を作る場所」です。
そこには様々な動作があります。
作った後は「食事をします」。
ダイニングキッチンの場合、キッチンのすぐ近くで食事を取ることになります。
食べ終ったら、今度は「片付ける作業」があります。
実に様々な作業をこなすスペースですが、ある程度限られたスペースですので、モノの収納を工夫しないと無駄な動きを生んでしまいます。
毎日の調理で使う物が不便な場所にあれば、無駄な動きになります。
1回1回の無駄は小さいかも知れませんが、それが毎日数回あると、1週間や1か月では大きな差となって非効率を生みようになります。
しかし反対に適材適所に収納が出来ていれば料理がしやすくて、片付けるのも楽なキッチンになります。
それが毎日続くとかなりの快適さになってきます。
キッチンを見直して楽家事をしませんか?
今回は「家事動線」の観点からキッチン収納を考えていきます。
キッチンの家事動線とは、キッチンの中を移動する経路のことです。
人がどのように動くかです。
冷蔵庫から食材を取り出す➡シンクで洗う➡調理台で切る➡コンロで焼いたり煮たりする、この一連の動きをキッチン動線と言います。
このキッチン動線が短い方がいい訳です。
バタバタとあっちに行ったりこっちに戻ったりするのではなくて、移動経路をなるべく短くして無駄な動きを少なくすることが楽家事に繋がります。
キッチンのワークトライアングルがポイント!
キッチン動線を考える時に最も意識しなくてはならないのは「ワークトライアングルバランス」と言われています。
水コーナー(シンク)と火のコーナー(コンロ)と冷蔵庫の3つの場所を結んだ三角形(トライアングル)を意味します。
このワークトライアングルの理想的な状態と言われているのが、3つの辺の合計の長さが3,6m~6m以内の正三角形に近いのがよしとされています。
この長さが大きすぎると、キッチン内での動きが多くなります。
3つの地点がなるべく近いコンパクトな形が実は使い勝手が良いのです。
立ったままで届くのが理想的
キッチン器具や調味料などがなるべくあまり動かなくても届く方が家事動線は短くなります。
毎日使うまな板や包丁は立ったままで、つまり背伸びをして取るのではなく、反対にしゃがみ込んで取るのでもなく、真っすぐ立ったままで取れる位置にあるといいです。
あなたのキッチンはどうなっていますか?
度々使う器具やキッチン関係のモノが立ったままで「その場」で届きますか?
もし、キッチン内を何歩も歩いているならば、少しでも歩数を減らす工夫をしてみてください。
5歩移動しているならば、3歩の場所に置けないかな?
1歩も動かなくても届く場所に収納が出来ないかな?等と見直してみて下さい。
意外な盲点はゴミ箱の位置
最近の最新式のキッチンはよく考えられて設計されていて、ゴミ箱の位置を重要視したタイプがよく見られるようになってきました。
シンク下にゴミ箱が収納されていたり、調理してすぐに捨てられる場所に設定されいることが増えましたが、まだまだそうではないキッチンも多いです。
その場合、ゴミ箱の置き場所に注目してみてください。
調理台の近くにありますか?
ゴミ箱が低すぎて、捨てる時に一々膝を曲げてしゃがみ込まないと捨てられない場所にはないですか?
ゴミ箱の位置と高さを変えただけでかなり快適になるケースがありますので、使いにくさを感じているなら見直してみて下さい。
冷蔵庫前のスペースを取る
あなたの冷蔵庫の前には充分な広さが確保されていますか?
冷蔵庫の扉の形状にもよりますが、せっかくワークトライアングルの原理に従って理想的な位置に冷蔵庫があったとしても、冷蔵庫前が狭いと動きに制限が出てしましい、無駄な動きや無駄な時間を生んでしまいます。
冷蔵庫を使う時は扉を開けるスペースと、人が立って冷蔵庫から物を取り出すスペースが必要です。
その両面を考えて、冷蔵庫周辺にスペースを狭める要因がないか確認しましょう。
毎日の食器が近くにあるか?
あなたの家の食器棚はどこにありますか?
キッチン内にありますか?
あるいは隣のダイニングにありますか?
食器はどのようにして使うのでしょうか?
調理ができたら食器に盛り付けます。
食べ終って洗ったら、元の場所に戻します。
その場合、調理台の近くに毎日のように使う食器があると時短になります。
洗ってしまう時も、シンクの近くであればキッチン動線は短くなります。
毎日のように使う食器の位置も確認してみて下さい。
もし少し離れた場所に収納してあって、毎回往復10歩も歩いていたとしたら、もっと近くに収納が出来ないか?
手を伸ばせばすぐに届く場所に収納出来ないか?
家事動線を考えた上で見直してみることをおススメいたします。
今回は家事動線を見直して、楽家事になるキッチンについてお届けしました。
不便な動線で毎日を過ごしていても、気付かすに慣れてしまっている方が本当に多くいらっしゃいます。
毎日の一歩を減らす工夫に是非トライして快適キッチンを目指しましょう。
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