大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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どんどん溜まる一方の写真、あなたの家には一体何枚の紙焼き写真がありますか?
きちんと把握している人は少ないと思います。
何百枚?いえいえ何千枚にもなる人は多いのではないでしょうか。
では、どこに写真はありますか?
どこか一か所に収納していますか?
家のあちこちにあるのではないでしょうか?
机の引出しに入っていたり、封筒に入ったままだったり、ミニアルバムに入れていたり、大きなアルバムに整理していたりと様々な保管方法を取っている人がほとんどではないでしょうか。
いつかは何とかしなくては・・・と気になりつつもずっと放置したままでどんどん溜まっている人がほとんどだと思います。
よく片付け現場から聞えてくる声ですが「写は捨てにくくて困る」「親戚の結婚式の集合写真、どうしよう」と言ったお困りの声です。
結婚式の集合写真が山のようにあって、捨てるに捨てられなくて途方に暮れている方は実に多いです。
今回は写真の整理法の第一歩「減らし方」についてお伝えします。
それには3つにステップがあります。
全ての写真を集める
最初にすることは家にある全ての写真を一ヵ所に集めることです。
アルバム、机の引出し、もらった手紙と一緒に封筒に入ったままの写真もあるでしょう、リビングボードの中にあったり食器棚の引出しに書類に紛れてあったり本箱にあったり、探すと色々な場所から発見するでしょうが、それら全てを集めます。
アルバムの種類にもよりますが、アルバムからも取り出すことを提案したいと思います。
何故なら最初から厳選した写真を収めているのならいいのですが、それをせずに現像した写真を全て収めている場合が多いと思います。
この機会に一度出して厳選してみましょう。
特におススメしたいのは、台紙とフィルムの間に挟んで貼るタイプのアルバムです。
最近のそのようなタイプのアルバムは、写真に適した台紙を使っていますが、昔のモノはそうではありません。
長期間挟んでいると写真を酸化させてしまう素材なので、大切な写真を守るためにもそのような台紙に貼られている場合は剥がしていただきたいのです。
剥がす時に強い粘着力で容易に剥がせない場合は、写真と台紙の間にヘラのようなモノを挟み込んで、間にドライヤーの温風を送りながらすると剥がれます。
少し時間がかかりますが、ゆっくりと少しずつやれば剥がれます。
しかし、どうしても出来そうにない場合には、無理に剥がそうとすると破れてしまいますのでその方法は諦めて下さい。
もし、裏に貼ってある写真が保存しなくてもよいものでしたら、台紙ごと切り取るか、携帯電話で写真を撮りそれをプリントアウトする方法を取って下さい。
種類に分ける
集めた写真を今度は種類に分けます。
この分け方も色々な分け方があります。
まずは大きなカテゴリー分けをします。
一般的な分け方は「家族別」です。
もし4人家族の場合なら「お父さん」「お母さん」「娘」「息子」等のように最初はザックリと分けます。
もし4人全員が写っていて分けにくい写真があれば最初は「4人」と言うカテゴリーがあってもよいでしょう。
その次には少し細かく分けます。
年代別の中のカテゴリーで分けていきます。
例えば娘さんの写真を更に分ける場合は「①赤ちゃん」「②幼児期」「③小学校」「④中学校」「⑤高校」「⑥大学」等のような年代別に分けます。
最後にはもっと細かい小のカテゴリーに分けます。
例えば①の「赤ちゃん」を分ける場合には「誕生」「お宮参り」「お食い初め」「1歳の誕生日」「ハイハイ」「初めて歩いた」等のようシーンやイベント別に分けます。
②の「幼児期」ならば「入園式」「遠足」「運動会」「音楽会」「芋掘り」「卒園式」「ディズニーランド旅行」等様々なシーンがあるでしょう。
そのように最初は大のグループに、次には中のグループに、最後は小のグループに分けます。
分けたら、小のグループ毎に透明のビニール袋に入れます。
そしてビニール袋の表に小のカテゴリーのラベルを付けておきます。
それらをカゴに分けて収納します。
枚数が多いならば家族の人数分のカゴが必要かも知れません。
もし娘さんの写真のカゴならば、一番奥には「誕生」の写真を入れて、古い順番にどんどん収納していきます「幼児期」「小学校」「中学校」「高校」「成人式」等と手前には新しい年代の写真がくるようにします。
他の家族も同じようにして分けていきます。
減らす
最後にする作業は減らすこと。
沢山の写真を目の前にして、自分にとっての写真の価値に温度差があることに気付くと思います。
絶対にずっと持っていたい大切な写真もあれば、一緒に写っている人との縁が切れて残す必要がない写真もあると思います。
そのような自分の想いや価値を秤にかけながら選別してきましょう。
例えば運動会の写真で同じようなポーズのものがあれば最もいい写真だけを残して後は処分するとか、ぼやけた写真は処分するとか、どこで写したのか全く思い出せない景色の写真は減らす等をしていきましょう。
あまりにも多い場合は、一つのシーンの写真をベスト10枚まで絞ってみるのもいいかも知れません。
写真は何故残したいのかよく考えてみると、それは「後から思い出を見返したいから」ではないでしょうか?
そうであるならば、後から是非とも見返したいのかどうかよく考えてみると減らすスピードもアップすると思います。
これらの3つのステップを踏みながら進めていくと、種類に分けられた写真がキチンとまずは整理されてきます。
あちこちにあって全体像が見えなかった写真を把握することが出来ます。
枚数が減った写真が整然と一ヵ所に集まると心の整理にも繋がります。
この作業をしながらきっとこのように思われる方が多いでしょう。
こんなに大切な写真なのに、今までちっとも大事に扱えていなかったなぁと。
そしてこれから写真をどのように保管していこうかとその先も見据えて考えるようになるでしょう。
今回の内容は写真整理の「①集める」「②分ける」「③減らす」までの流れの説明になります。
整理した写真を次にどのように保存していくかは次のレベルの内容になります。
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