大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、親御さんの悩みの一つとしてよく挙がってくるのが、「子どもが片付けてくれない」「おもちゃが増えて片付けが出来ない」「毎日片付けなさい!と怒ってばかりいる」と言ったようなイライラとした親御さん側からのお困りの声です。
さてあなたのお宅ではいかがでしょうか。
お子さんに対してどのようなお片付けの躾をしていますか?
片付けのルールがありますか?
お子さんが自主的に片付けていますか?
どのような声をかけていますか?
子どもが遊ぶのは当たり前で健全な行動です。
しかし、毎日の生活の中にはリズムがあり、宿題をしたり、食事をしたり、入浴をしたりと他の生活リズムがあります。
遊びの後にスムーズに次の行動に移る前には、親としては「遊んだモノのお片付け」をしてほしいと願います。
これが短時間でサッと移行できるかどうかは毎日の事になるので、うまくいかないい毎日だと大きなストレスとなります。
親も子もイライラせずにスムーズに移行できれば、毎日の生活はより楽しいものとなります。
その時に最も大きなポイントになるのは実は「子どもへの声かけ」です。では、具体的な場面を想定しながらお伝えします。
目次
沢山ありすぎるおもちゃを減らしたい時
おもちゃは子どもには必要なモノです。
成長に応じておもちゃは増えてきます。
誕生日や子どもの節句やクリスマスプレゼント等で親からおじいちゃんおばあちゃんからもらったりします。
子どもの興味は広がりますので、親として子どもの成長や興味に合わせてどんどん与えたくなりますよね。
しかし、おもちゃが増えすぎると片付けるのも時間がかかり大変になります。
出来ればおもちゃを管理しやすい数まで減らしたいところです。
さて、どうやっておもちゃを減らせばよいのでしょう。
どれが大事?とは聞かない
そんな時に親は子どもにこのように聞きます。
「どれが大事なの?」「どれでよく遊んでいるの?」と。
すると大抵子どもはこのように答えるでしょう。
「全部大事だよ」「どれも遊んでるよ」と。
このような返事をされると減らすことは難しくなります。
だからと言って子どもに隠れてこっそり勝手に捨てるなんて一番やってはいけない事です。
しかし子どもをよく観察すると全てのおもちゃで毎日遊んでいない場合が多くて、その時その時に子どもが「夢中になるマイブーム」があるはずです。
それを親が見つけて「最近はこれでよく遊んでいるね」「でもこっちは最近あまり遊んでいないね?」と子どもが気付いて、正しく判断が出来る様に親が声をかけて導いてあげましょう。
遊んでいないモノを移動させる
あまり遊ばなくなったおもちゃはすぐに処分等はしないで、一旦は「別の場所に移動させる」です。
その時にも親が勝手にどこかに置くのではなく、「最近はこのおもちゃであまり遊ばなくなったからこっちに置くね。また遊びたくなったら出してあげるからね」と伝えます。
移動させる理由も伝えます。
「毎日使ってるおもちゃが出しやすくなるからね」
「こうやっておくと毎日のお片付けが楽になるよ」と子どもが納得する説明をするとスムーズに移動させることが出来るでしょう。
もし高い場所に移動させるなら、何か箱に入れて外から中身が分かるようにラベルに書いて貼ってあげると、どこに何があるのか子どもが分かるので安心感を与えます。
壊れたおもちゃや今後絶対に使わないおもちゃは写真に収める
もし、壊れたおもちゃがあったり、赤ちゃんの時には使っていてもそのおもちゃは卒業して今後は使わないと言う場合があったりしたら、その事実をちゃんと子どもに分かる言葉で説明をします。
親が処分させたいと思うなら、「子どもと一緒におもちゃの写真を撮る」ことをおススメ致します。
写真と一緒に思い出に残してからサヨナラをさせてあげるといいです。
だれかに譲ってあげられそうなら、それもチキンと子どもに伝えます。
「もう遊ばなくなったから〇〇ちゃんに譲ってあげようね」
「送ってあげると喜んでくれる外国のお友達に送ってあげようね」と伝えると、おもちゃを最後まで大切に扱う想いも子どもに伝わります。
移動させるのが難しい場合は視線から外して収納する
【遊んでいないモノを移動させる】のようにマイブームが去ったおもちゃは本当なら移動させるのがいいのですが、その時にそれが無理ならば、おもちゃコーナーでの置き場所を変えてみるのも一つの方法になります。
おもちゃコーナーの中でも、子どもが手にしにくい高い場所に置くとか、手前によく遊ぶおもちゃを収納して、奥まったところにマイブームが去ったおもちゃを収納します。
しばらくその状態でお子さんの様子を見てから、【遊んでいないモノを移動させる】や【壊れたおもちゃや今後絶対に使わないおもちゃは写真に収める】の声掛けをしてみましょう。
収納場所を変えたい時
新しいおもちゃが増えたり、子どもの興味が変わったり、子どもの身長が伸びたりして、収納場所や収納用品を変えたい場合があると思います。
そのような時も、親が勝手に変えて「今日からこうしなさい」と決めつけてしまうのではなくて、やはりそのような時でも子どもへの声掛けがあった方が絶対にいいです。
「ここじゃ取りにくいようだからこっちにしたらいいと思うけど、どうかな?大丈夫かな?」と提案をして同意を求めます。
親が良かれと思って収納の仕組みを勝手に変えると、内容によっては子どもさんには使いにくかったり複雑になったりする場合があります。
遊ぶのは子ども、出したりしまったりするのも子どもです。
子どもさんを主役にして考えないと実はうまくいかないのです。
これは、片付けが得意で収納工夫をするのが好きな親がよくしてしまう失敗になります。
細かく種類を分けたり、キッチリとした収納にしてしまったりして、それを子どもに強要してしまうのです。
うまく進める為には、お子さんに事前に確認をする、説明をして理解してもらう、そして納得してもらうことが大切になってきます。お子さんが納得をしていれば、その後のトラブルは減ります。
自主的に片付けさせる為の接し方と声の掛け方
食事前にはお片付けをさせたいと思うのは。
ほとんどの親が願うところです。
「片付けなさい!」と何度も連呼してもなかなかうまくいかない場合があります。
そのような時には、一体どのような接し方をすればいいのでしょう。
どのような声掛けをすればいいのでしょう。
一緒に片付ける
一人ではまだちゃんと片付けられない子どもの場合は、親が一緒に楽しみながら片付けるのも方法です。
この場合、「楽しみながら」がポイントになります。
ガミガミ怒りながらではなく、片付けも遊びのようにすると子どもは遊びの一環として動き始めます。
「ヘルプではなくサポートすること」が大事です。
子どもに代わって親が全部を片付けてしまうのはヘルプになります。
それをしてしまうと、子どもは自分で片付けることをしなくなります。
親は子どものサポートをする程度に留めておくのが理想的な接し方になります。
「片付けよう」を別の言い方にする
実は「片付けなさい」は子どもにとっては抽象的な表現で伝わりにくい場合があります。
そのような時には「より具体的な声掛け」にすると伝わります。
もしパズルて遊んだ後に片付けを促すのであれば「いつもパズルがある場所にしまおうね」と言いましょう。
絵を描いて遊んだ後なら「いつもしまってある引出しに、クレヨンと画用紙を戻そうね」と言いましょう。
ぬいぐるみを出した後なら「ぬいぐるみさんのお家に帰してあげようね」と言って、いつも収納しているカゴやボックスに戻すことを促しましょう。
より具体的な声掛けにすると、どのお子さんにも伝わりますので是非参考になさって下さい。
時間がかかる場合には早めに声をかける
いつも片づけに時間がかかる子どもは、早めに声掛けをしましょう。
「あと10分くらいでご飯だからね」
「〇時になる前にお片付けをしようね」
「もうすぐお食事だよ、お片付け出来てる?」と具体的な時間やら感覚を伝えるといいでしょう。
できたところを褒める
親が望むように毎日片付けられるとは限りません。
子育ては「焦らず信じて待つ」ことが大事だと言われていますが、片付けも同じです。
「早く!早く!」とはやし立てる言葉で焦らせるのではなく、子どものペースに合わせながらその子どもに合った声掛けをしていきましょう。
少しでも片付けが出来ていたら、例え親から見て半分しか出来ていなかったとしても「まずは褒めます」。
出来ていない部分を見るのではなくて、出来た部分を認めてあげます。
「半部はお片付けできたんだね。あと半分だね」と言われるのと「まだ片付いてないじゃないの!早く片付けなさい!」と言われるのでは、どちらが子どもやる気を起こさせるのか明白だと思います。
まとめ
もうすぐ年末を迎えます。
学校に通っているお子さんがいる場合は、是非とも新しい年を迎える前に自分の持ち物の整理をしていただきたい時期です。
その場合もやはりポイントはお子さんへの声掛けになります。
まずは親が片付けている姿勢を見せるのも効果的です。
親が少しリードを取りながら、優しく声をかけて進めてみてください。
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